(02)世田谷区がどこを、どれだけ(代替地と交換もあり)買わなければならないか
【このブログでわかること】駅前広場計画の買収対象エリアと、区が2014年に示した整備計画の具体的な中身
前回(01)では、駅前広場計画がなぜ生まれたのか、その背景と経緯を説明しました。今回は少し視点を変えて、実際にどこを、どれだけ買収しようとしているのか、区域を地図で具体的に確認します。
千歳烏山駅には今、バスやタクシー乗り場のある駅前広場(ロータリー)がありません。
そこで区は、「はっけん通り」(補助216号線)を北へ延ばして旧甲州街道とつなぐ道路と、その脇に徳利を横にしたような形の駅前広場(世田谷区画街路第14号線)をつくる計画を立てました。京王線の高架化にあわせて世田谷区が整備する工事が2014年(平成26年)から始まっています。
住宅地図に重ねてみると現況がわかりやすくなります(みずほ銀行の位置が目印です)。「世区街14」というのが駅前広場の区域で、買収対象地域です。赤い縦線が補助216号線で、こちらも同じく買収対象地域にあたります。
つまり、駅前広場と補助216号線が整備されて、この図にあるような駅前ロータリーができたら千歳烏山駅前は格段に便利になります。※上図は2014年(平成26年)に区が配布したパンフレットからの抜粋です。買収区域の裏付けとして、当時どんな説明がされていたかを見ておきます。
■京王線連続立体交差事業
沿線約7.2kmの区間について鉄道を高架化し、道路と鉄道を連続的に立体交差化する事業です。これにより沿線25箇所(世田谷区内23箇所)の踏切が除却され、渋滞や事故のリスクが減るとともに、鉄道で分断されていた市街地の一体化が図られます。2014年(平成26年)に事業認可を取得し、現在も工事が進められています。
■都市計画道路補助第216号線・世田谷区画街路第14号線(駅前広場)
補助216号線は区内を南北に走る「主要生活交通軸」として優先整備路線に位置づけられています。世区街14号線(駅前広場)は、駅周辺のバス路線を集約し、タクシーや身障者用車両の停車スペースを整備することで交通結節機能を強化するとともに、災害時の防災拠点としての機能も担う計画です。





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